あいち・ウーマノミクス推進事業「ヒトハナ」

女性起業家スケールアップ支援プログラム

プログラム参加起業家紹介

大角 真子

大角 真子おおかく まさこ

企業名・屋号

スケッチジャーナリスト

事業所の住所

蒲郡市

事業概略

スケッチという手法を用いて「ひとりひとりの声や想いを大切に扱う社会を実現させる」ことを目指しています。
「たくさんのいろんなものと生きる楽しさ、豊かさをスケッチで見つける」「丁寧に聴いて集めた人々の声をもとに、未来への提案をビジュアル化する」ことで、多様な人々がより心地よく暮らしていける社会を、想像しやすくします。
年齢性別、障がい、国境の壁を超えて、互いの話を聴き合い「たくさんの人と一緒につくる」プロジェクトを、図書館、学校、公園、博物館など公共性の高い場、教育機関に企画・提案をしています。

Website : https://makopenandpaper.wordpress.com/

Website : https://www.instagram.com/masako_okaku/

プロフィール

愛知県生まれ。名古屋市立大学芸術工学部でデザインの基礎を学んだのち渡豪。タスマニア大学大学院にて修士号Master of Architecture取得 。2012年「スケッチジャーナリスト」としての仕事がタスマニアで始まり、帰国後も日本各地で活動を続けている。長野県にて、絵と花とピアノのあるアトリエ「WANDERLUST」主宰(-2019)を経て、現在は愛知県蒲郡市に。朝に夕に海を眺め、楽しい家族と共に暮らしている。世界中のみんなが、それぞれの暮らしを大切に、共に生きていきやすい社会を願って「空想スケッチ」「スケッチジャーナル」などの事業を展開している。

「空想スケッチ」
「あなたの話を聴いて、言葉を拾い、絵を描きます」とうたってお客さんの話を丁寧に聴いて、目の前でスケッチをしながら一緒に空想をひろげていきます。叶えたい夢、だけでなく、もう叶わないとわかっている夢まで描きます。過去や未来を行き来するようなスケッチです。

 

「スケッチジャーナル」
今ここ、をじっくり観察し記録に残します。
スケッチを通した場の理解をベースに、運営や企画の提案を行うこともあります。公共の場所の運営、まちづくりに関する意見交換の場などで、スケッチを用いたファシリテーションを担当。今、暮らしている一人一人の生の声を大事に拾い上げます。

 

「空想スケッチ」「スケッチジャーナル」それぞれ、個人のお客さまと、法人のお客さまがいらっしゃっいます。紙のスケッチだけでなく、建築空間の一部として壁画へも展開しています。博物館、保育園、駅や公共施設など。公共のプロジェクトにもすごくやりがいを感じています。
現在は、「たくさんの人と一緒につくる」ことに挑戦中です。年齢、しょうがいや抱える事情、国境などの壁を超えて、互いの話を聴き合い、空想して一緒にものをつくること。これを今後は海外で、様々な国籍の人がまぜこぜになって行なっていきたいという夢があります。

 

「たくさんの人と一緒につくる」

床下出版より 書籍「スケッチジャーナリスト」(2022年5月上梓)
作品集+エッセイ集を出版しました。スケッチの裏にある思いなどを綴っております。

たくさんのいろんなものと一緒に 心地よく暮らしていくことを目指して